「以前は髪がパサついたり、ダメージが気になると美容室に行ってました。だけど美容室に行かない方が髪が良い状態になります…今日はカラーはしたいけど、髪が痛まないか心配です。」
先日ご来院してくださったK・U様のお悩みでした。
美容室で髪に負担がかかるメニュー
1 縮毛矯正・ストレートパーマ
2 ブリーチ
3 パーマ
4 白髪染め・カラー
同じ薬剤を使っても美容師の知識や技術によって髪への負担は全く異なります!!!
縮毛矯正・ストレートパーマで傷む
くせ毛やうねりのある方にとっては、縮毛矯正はなくてはならないメニューです。縮毛矯正は一度かけてしまえば、かけた部分は半永久的に持続しますがお客様によっては、毎回毛先までかける方もいるそうです。
毛先がうねったりするのは、かかりが弱かったり、ダメージによるものなので縮毛矯正は伸びてきた根本(リタッチ)だけかけるのが髪に良いです。
既縮毛矯正部分をかけるパターンは前回かけた部分が伸びてなかったり、知識や技術がなく痛みでパサついた髪をくせ毛と勘違いし、質感を揃える為に縮毛矯正を重ねることがあります。
髪の毛を傷ませない為に美容室では「伸びてきた根本だけかけてください。」とオーダーすることをオススメします。
ブリーチで傷む
ブリーチはカラーがキレイに染まるので、痛みやダメージは気にしないから色味にこだわりたい方にとっては良いと思います。
ブリーチは一度では髪の毛は溶けることはありませんが、トリートメントをしても繰り返し同じ部分をブリーチすると溶けてしまい、髪は切れたり、なくなってしまいます。
衣類を漂白をしているのと同じです。柔軟剤をたくさん使っても漂白を繰り返せば衣類は傷むので髪も同じ事が言えます。トリートメントを何度しても一度ダメージしたものは修復できなくなります。
パーマで髪で傷む
パーマは、1液と2液に分けられますが、1液で髪の中のキューティクルが開かれ、結合という髪のつながりを切り離し、2液によって切り離した結合を再びくっつけることでカールが出ます。
ロッドが髪の毛が巻かれている状態で2液をつけることで再びくっつくことでウェーブの形に固定されます。このキューティクルを開く段階で髪の毛にダメージが起きます。パーマでパサついたりするのは、ダメージや過度なパーマの繰り返しによるものです。
白髪染め・カラーで傷む
ヘアカラーのダメージの大半はブリーチによるものです。白髪染めも同じです。メラニン色素を破壊してその上から人口の色素を入れていくのでシャンプーをしていけば、いずれ流れ出てしまい、髪が明るくなったり褪色します。
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技術・薬剤の知識とコントロール
上記の施術で髪の毛に負担がかかってしまいます。貴女の髪が綺麗になっていく為に天然物や科学的な薬剤をうまく使いコントロールし無駄なことはせずに、一人一人の悩みにそったオーダーメイドの施術をすることでダメージを抑えることができて艶髪になっていきます。
お客様の悩みは十人十色なので誰もが同じ施術内容で髪が綺麗になるわけではありません。
まとめ
貴女の髪の毛を傷めてパサつかせているのは美容師ではないでしょうか?正直僕も以前はそうでした。無知のあまり髪に本当に良いものがわからずお客様を担当し知らず知らずうちに大切な髪を傷ませていました。
今では全国各地に勉強会に参加し、常に技術や薬剤の勉強しています。お客様のなりたい理想に合わせてプランや施術方法を考えて一緒に髪を綺麗にしてくことが一番重要になります。
美容師さんは2つのタイプに分けれると思います。デザインに強い美容師さんか、薬剤の知識に強い美容師さんです。美容室のホームページやブログを見て担当してくれる美容師さんは何が得意かを確認して予約してください。なりたい理想でどちらの美容師さんを選ぶかは、貴女次第です。