パーマの薬剤が詳しい美容師を見つける
薬剤が詳しい美容師さんのサロンでパーマをかけることで、パーマが長持ちします。
理由はパーマがキレイかかる薬剤の考え方は、パーマ液が強いからカールが細かくかかる。パーマ液が弱いから緩くかかるわけではありません。
この考え方ではパーマは長持ちさせることや狙ったカールはうまく出せないからです。
パーマがキレイにかかり長持ちする薬剤の考え方は、パーマ液の中に入っている還元剤を髪質（今までの施術履歴、キューティクル、コルテックス）を見極めて当てることが最重要です。
薬剤の強い弱いでカール大きさやダメージはほとんど関係ありません。
髪質にあったパーマ液を使うのではなく、髪質にあった還元剤を使うことが大事ですので、薬剤に詳しい美容師さんに担当してもらう事でダメージを抑えキレイで長持ちするパーマがかけれます。
パーマのデザインが上手い美容師を見つける
パーマは髪へのダメージを最小限に抑えかけるだけでなく、お客様に似合ったデザインにすることが大切です。
■カールの強弱ではなく、全体的になりたい女性像の雰囲気を聞いてくれる
よく美容室のカウンセリングであるのが「どんなパーマにしますか？」という質問になります。こういう質問ではなく「どんな雰囲気が好きですか？」と聞いてくれる美容師さんに担当してもらうことをオススメします。
お客様自身がどんなパーマが似合うか分からず迷っていたり、イメージ画像がなくても、全体的になりたい雰囲気を聞いてくれる美容師さんの方がパーマの場数を踏んでいるので雰囲気に合わせれる場合が多いです。
『〇〇のドラマのときの〇〇さんみたいな♪』など、お客様のなりたい女性像を具体的にヒアリングしてくれ、パーマで求めている雰囲気を共有しようとしてくれる美容師さんはデザイン力を持っていることが期待できます。
■おすすめのパーマは？骨格を活かした似合わせヘアスタイル
「パーマに興味はあるけれど…」
「自分に似合うパーマがどんな感じかわからない…」
「初めてのパーマで不安…」
パーマに興味があるけど、実際パーマをかけるとなるとやりたい雰囲気とかイメージってなかなか分かりませんよね。
迷っているときには、骨格をカバーする似合わせパーマがオススメです。
骨格や顔バランス人それぞれ違いがあります。骨格や顔バランスをカバーすることでシルエットをキレイにでき小顔効果も期待できます。
似合わせもできる美容師さんに担当してもらうことでお洒落で可愛いヘアスタイルになれます。
ダメージ予防ができるサロンに行く
美容室では一般的にどこのサロンにもダメージケアはありますが、ダメージ予防の美容室は少ないのではないでしょうか。
◾︎ダメージケアとは施術の最後に行うトリートメントです
髪の毛は基本的に一度傷むとダメージが治ることはありません。健康な髪の毛は筒状の形になっており、中にタンパク質や脂質、水分がバランス良く保たれています。
しかし、パーマなどの薬剤を使えばタンパク質が流出しキューティクルが損傷してしまいます。
その傷んでしまった髪の毛に栄養分を入れ補うのがダメージケアです。
◾︎ダメージ予防とは薬剤からくる負担を最小限に抑えるトリートメントです
ダメージケアとダメージ予防は全く考え方が異なります。
ダメージケアは傷んでしまった髪の毛を取り繕う事がメインになりますが、ダメージ予防は薬剤からくるダメージを特殊な方法で必要以上に髪の毛に負担をかけずに施術をおこなっていく事です。
そうする事で手触りがパーマで悪くなるのではなく、しなやかな質感にしる事ができます。
最初から最後まで担当スタイリストが施術してくれるサロン
当店はマンツーマン対応です。担当スタイリスト１人がアシスタントを使わず１対１で接客施術するという形の美容室スタイルです。
僕自身、以前勤めているサロンではこういうスタイルで仕事したことがなかったのですが、オープンして２年近く経った今、客観的にマンツーマンサロンの良いところをお伝えしたいと思います。
◎マンツーマンサロンのメリット◎
◾︎担当スタイリストが変わらないので接客施術のムラがなくキレイなパーマになる
多くの美容室はアシスタントがいて、受付、シャンプー、へアカラー、パーマ、ブローとスタイリストのお手伝いをしてくれるのですが、大型サロンだとスタイリストを指名して予約したのに施術ごとに担当者が変わってしまうので、施術や接客のレベルが安定しないこともあります。
「毎回、美容師さんが変わるたびに同じ話をしないといけない…」「美容室はゆっくりしたいけど、なんだか落ち着かない…」なんて思うお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった事がマンツーマン対応のサロンだと一貫して担当者が同じなので、ムラなく接客施術ができ、パーマの仕上がキレイになり、ゆっくりと美容室の時間を過ごす事ができます。
◾︎ご予約が重ならないので待ち時間が少なくスムーズに終わります
マンツーマンサロンで一人のスタイリストが担当できる人数は４〜５名になります。なので一枠に１人のお客様しかご予約をお取りしないので原則的に他のお客様とご予約が重なることはありません。なので、担当者がなかなか来なくて待たされることもないので、最低限の滞在時間でお帰りいただく事ができます。
パーマは自宅ケアが重要です
◾︎パーマは市販のシャンプーよりもサロンシャンプーがオススメ
せっかくキレイで可愛くなったパーマスタイルも、ご自宅で使うシャンプートリートメントによっては、パーマの持ちは断然変わります。
市販のシャンプーのデメリットはご存知ですか？
市販のシャンプーを使用すると発生するデメリットは大きく分けて５つあります。
☑︎パーマが取れやすくなる
☑︎パーマがかかりにくくなる
☑︎カラーに染まりが悪くなる
☑︎カラーの色が落ちやすくなる
☑︎洗浄力が強いものが多く、髪が傷む場合がある
と言った点があります。
■髪の毛とパーマやカラーに悪い成分
市販のシャンプーと言っても全てが悪いものではないと思います（ですが僕はパーマスタイルにはあまりオススメはできません）
わかりやすく、シャンプーの髪とパーマに悪い成分を紹介します。
◾︎シャンプーにおける髪とパーマに良くない成分２つ
シャンプーにおける、髪とパーマに良くない成分の代表的なものを２つ紹介します。
１.高級アルコール系（硫酸系・スルホン系）
2.過度の皮膜
◾︎高級アルコール系（硫酸系・スルホン系）
市販のシャンプーの９０%以上が高級アルコール系の硫酸系とスルホン系の界面活性剤が使われたシャンプーになります。
これは非常に洗浄力・脱脂力が強く、髪の毛やパーマへ強い刺激になります。洗い上がりの髪は乾燥しやすく、キューティクルなどに悪影響をおよぼすことが多いです。
食器用洗剤で洗ったかのように洗浄力が強いため、髪本来の脂質やタンパク質がなくなってしまい手触りが悪くなりパーマが取れた感じになります。
それ以外にもカラーの色味が落ちやすくなるので、せっかくキレイに染めても強い洗浄力のシャンプーで色落ちが早くなります。
特に髪の毛の手触りに良くしたい、パーマを長持ちさせたい、乾燥肌、敏感肌の人にはおすすめできません。
代表成分は
・ラウリル硫酸Na
・ラウリル硫酸カリウム
・ラウレス硫酸Na
・ラウレス硫酸TEA
になります。シャンプーボトルの裏を見ると成分表記が書いてありますので、ご確認してみてください。
◾︎過度の皮膜
市販のシャンプーは洗浄力が非常に強いため、トリートメントはその分皮膜を張らなければ、シャンプーとのバランスがとれなくなります。
なので、表面をベタベタに皮膜を覆う為、髪に余分な皮膜が蓄積し、パーマやカラーのかかりや染まりを邪魔してしまう可能性が出ます。
市販のトリートメントは、特に髪の内部よりも表面を保護するものが多く、髪をコーティングして、綺麗に見せることができます。
そのため、皮膜剤が多く含まれているのが特徴的です。指どおりが良くなり、艶が出たりするので、髪のダメージもなくなったと思ってしまいがちになります。
しかし実際には、髪の表面がコーティングされているだけのなので、髪のダメージはそのままです。時間が経てば経つほど、コーティングが蓄積されていき、なんとも言えないネチャっとした手触りになっていきます。髪のダメージを市販のトリートメントでケアしようとするのはオススメできません。
◾︎シャンプートリートメントは担当美容師さんに良く相談して決める
美容室で可愛くキレイに仕上がったパーマスタイルを長持ちさせ、ご自宅でも美容室と同じ仕上がりを再現させるためには、ホームケアがとても大切です。
髪質にあったシャンプートリートメントを使って頂きたいので、担当美容師さんに相談してみてください。
まとめ
以上の５選がパーマがキレイにかかる条件になります。パーマを初めてかける方は以上のことを実践してご自宅でもパーマを楽しんでください。
今までパーマをかけたけど、「自分の思っているのと違う」と思った方もこちらを参考にしてみてください。今までとはきっと違った素敵なヘアスタイルになりますよ。
