ヘアケア

縮毛矯正やパーマで上手くいったことがない

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縮毛矯正やパーマで上手くいったことがない

「縮毛矯正で髪がチリチリになりました…」
「パーマで傷んでパサパサになりました…」

最近よく多いお問い合わせの内容になります。

美容室に行った際に美容師さんに
☑️うちでしか扱ってない薬剤でダメージしません
☑️今最先端の薬剤です
☑️低温ですので髪に負担はありません
☑️トリートメント効果も入ってますので安心

など美容師さんに言われて、施術をしたはずなのに髪が逆に扱いづらくなった方は多いのではないでしょうか?

縮毛矯正やパーマは本来スタイリングをやりやすくするための施術方法なのに、なぜ納得する仕上がりにならないのでしょうか…

うまくいかない原因とは?

1髪の体力は無限ではない。
「やればやるほど修復するトリートメント」「ダメージがなくなるトリートメント」このような物は現在の科学では不可能です。

髪が一度ダメージすると元の状態に戻ることは決してありません!!!

皮膚などの組織は細胞が生きていますので、肌が荒れたりや怪我をしても時間が経てば治りますが、髪の場合は死んだ細胞です。ダメージなどはドンドン蓄積していき髪の体力減ってます。

2髪の体力がなくなる大きな理由3
①市販のシャンプートリートメントの使用。どんなに髪に優しそうなTVCMや広告を出しても、市販の商品では洗浄成分が強すぎることで、髪に必要な成分を取りすぎて体力がなくなっていきます。

洗顔時に強いものでクレンジングすると肌がカサカサしそのまま使い続けると湿疹するのと同じです。シャンプートリートメントの場合は気づかない間に髪へのダメージが侵攻しています。

②日々のコテやアイロンの熱
自宅でストレートアイロン、コテなどの熱で髪の体力はかなり減らされています。傷まないコテ、傷まないストレートアイロンはありません。

髪は卵と同じようにタンパク質が主成分で出来ており、日々高温を当て続けると髪はカリカリになり目玉焼きの裏のように焦げた状態になります。

③美容室での施術
僕たち美容師が行なっている、カラーやパーマは髪のダメージと引き換えにデザインを提供させていただいてます。どれだけ最先端の薬剤であっても、それを使う美容師によって髪のダメージは全く変わってきます。

お医者さんと同じではないでしょうか?どれだけハイテク設備の病院でも執刀するドクターによって結果は異なります。

毎月美容室に通ってヘアケアをしても、1年の内の353日は自宅でのヘアケアになり、とても重要になります。

もしパサツキやダメージが気になり、アイロンやコテを毎日使わないと扱いずらい髪の毛は負のスパイラルになっています。早急な対応が必要になります。

対策
1市販のシャンプートリートメントは使うことは止めて、美容室のものに変える。
2ストレートアイロンやコテは週2回程度120°前後で行う。
3ケミカルに詳しい美容師さんをブログやHPで見つける。
大切な髪はご自分で守らないといけません。縮毛矯正やパーマも手術と同じで、体力がないときに行えば失敗リスクは高くなります。