【髪が少ない、細い、ボリュームが出ないとお悩みの方へ。正しい対策方法】
昔は朝起きるといつも髪がぼわっとしていて水でぬらして落ち着かせないと駄目だったのに、今はドライヤーで根元を立ち上がらせないとボリュームが出なかったりしませんか?
生まれつき「髪が少ない、細い、ボリュームが出ない」と悩みを持っている人も多いけれど、30歳以降、女性は歳を重ねるごとに増える悩みではないでしょうか?
肌と同じように頭皮も老化し、だんだん髪がやせていったり、休止する毛母細胞が増加するからです。トップの毛が立ち上がりが出ないと、髪型も決まりにくくなり老けて見えたりします。あなたにあった正しいシャンプー、ヘアカラーからハーブ染め、頭皮への根本治療で改善します。
頭皮の常在菌の全滅
今シャンプーの世界では頭皮の本当の健康よりも、イメージ戦略が先行しているように感じます。「アミノ酸18種類配合」「硫酸系フリー」「スカルプケア」「薬用シャンプー」などは代表的なものでしょう。硫酸系フリーや薬用だからといって合成界面活性剤などの洗浄成分が使われていないわけではありません。こうした抗菌作用の強いシャンプーで頭皮をマッサージをしてしまえば、頭皮から身体に悪い成分が侵入してしまい害になったり、頭皮にいる皮膚の常在菌まで全滅してしまいます。「植物由来の硫酸系フリー」「薬用だから安心」とはいえないのです。
弱酸性シャンプーで髪が良くなるわけではありません。弱酸性とは正常な肌や頭皮の状態のことで、弱酸性シャンプーで洗う時の界面活性剤の良し悪しで、洗浄力の強さが肌に刺激します。なので弱酸性シャンプーが全て良いと言うわけではありません。
繰り返し行われるヘアカラー
毎回毎回カラーリングの全体染めをすると髪の毛が痛み、パサつきや切れ毛、抜け毛が目立ち薄くなっているように見えます。
一般的なヘアカラー(参加染毛剤)は髪の毛のキューティクルを無理矢理開いて色素を付けるタイプです。ヘアカラーやブリーチがこのタイプになります。このタイプのメリットは色が簡単に染まることです。しかしデメリットは髪の毛が非常に痛たんでしまうということです。
また、問題なのが身体に良くない成分が入っていることです。アレルギーを起こす可能性があるパラフェニレンジアミンが含まれているのです。髪を染めるためには必要な成分で、すぐに髪の毛に影響が出るわけではありませんが、長い間使い続けるとジアミンアレルギーがある場合、毛母細胞が炎症を起こし壊死したり機能不全になったりする可能性も指摘されています。
お薬による副作用
正しいシャンプーの方法
お湯が熱すぎると皮脂をとりすぎるため温度は38度ほどがおすすめです。そうして、およそ4分前後かけながら、丁寧にすすぎながら汚れを落としていきます。これだけでも、スタイリング剤などがついてなければ、ほぼ汚れは落ちます。頭皮の状態によって異なりますが、湯シャンだけで大丈夫な場合もあります。シャンプーをするときは髪についている汚れなど落とすだけなので、泡ポンプの容器で泡立て少量で十分です。
シャンプーは手でしっかり泡立てた状態で髪だけにつけるように、優しくサッと洗うだけです。そして、頭皮にシャンプー剤が残らないように1回目のすすぎよりしっかりと流してください。硫酸系のシャンプーは髪や頭皮に20%残ってしまう事もあります。
できるだけ髪や頭皮に優しいカラーを考える
・ハーブカラー
ハーブカラーはヘナ、インディゴ、ターメリックなどの天然成分なので安全、環境にも負荷をかけないでアレルギー体質、頭皮改善、髪質改善にも適しており、市販の毛染めでかぶれる人も、大丈夫です。コンディショニング効果もあるためその人の髪の質によって効果の出方は違いますが、ヘナで染めると、つやつやしたさらさらな髪の毛になります。
・ラクトンカラー
一般的なカラー(酸化染毛剤)と違い、アルカリでキューティクルを開かないままカラーを髪の奥まで浸透させ染めていくのでダメージが少なくなりますが髪の芯までは染まっていない為、一般的なカラーに比べると色落ちもしやすくなります。ダメージは抑えたい方には塩基性カラーをオススメします。ダメージなど気にせず染まりを気にされる方は一般的なヘアカラー(酸化染毛剤)になります。
頭皮への根本治療
今まで育毛シャンプーを使っても改善しなかったり、病院での薬を使い続けるのに抵抗がある方は育毛シャンプーや病院での薬に頼らずに、自分の髪を根本から改善する方法をお伝えします。
まとめ
シャンプーはすすぎをしっかりする事で、汚れをある程度は落としてくれます。そして、洗浄成分もしっかり流す事で頭皮環境を整えてくれます。カラーは染める薬剤を変える事で髪にも頭皮にも負担が少なくなります。まずはこの2つを変えるだけで髪は健康的になっていきます。より髪の悩みが深い場合は頭皮への根本改善が必要になります。